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サザエさんオープニング都道府県解説(三重県・前編)


2016年10月~12月の秋編オープニングでは、三重県が紹介されました。
各画像の再生ボタンを押すと動画を再生出来ます。(音は鳴りません)

サザエ観光マップ
左上のボタン をクリック(タップ)すると、上部に前半で、下部に後半で紹介された訪問地の名称が表示されます。
訪問地の名称または数字が書かれたサザエさんのアイコンをクリック(タップ)すると、その訪問地が地図の中央に表示され、さらに写真や公式サイトへのリンクも表示されるので非常に便利です。(一部訪問地を除く)
右上のボタン をクリック(タップ)すると、大きな地図を表示できます。
青色のサザエさんのアイコン は前編で紹介された訪問地、緑色のサザエさんのアイコン は後編で紹介された訪問地です。

伊勢神宮(伊勢市)
伊勢神宮(いせじんぐう)は、三重県伊勢市(いせし)にある神社です。
「伊勢神宮」とは通称であり、正式名称は地名の付かない「神宮」(じんぐう)です。
他の神宮と区別するため「伊勢の神宮」と呼ぶこともあり、親しみを込めて「お伊勢さん」「大神宮さん」とも称されることがあります。

三重県最大の観光スポットであり、特に20年に一度行われる式年遷宮(しきねんせんぐう)は、国民的関心を集めます。
式年遷宮が行われた2013年には内宮・外宮合わせて14,204,816人(前年比176.9%)が来訪しました。

伊勢神宮には、参拝した日が誰でも吉日であるとされているため、おみくじがありません。
代わりに、内宮前のおかげ横丁では、犬の置物とセットになった「おかげ犬」のおみくじや「おかげ干支みくじ」が売られているほか、第三銀行おかげ横丁出張所では利用明細票に運勢を表示するおみくじ機能付き現金自動預払機(ATM)を設置しています。

御在所ロープウエイ(菰野町)
御在所ロープウェイ(ございしょロープウェイ)は、三重県三重郡菰野町(こものちょう)にある、湯の山温泉から鈴鹿山脈の主峰である御在所岳山頂(標高1,212m)を結ぶロープウェイです。
ロープウェイ湯の山温泉駅と山上公園駅間は約2.1kmあり、両駅の標高差は約780mです。
運行システムはゴンドラ38台(最大)を使用する複線自動循環式で、1959年(昭和34年)4月29日に開業しました。

空中散歩の途中には温泉街や四日市市街地、伊勢平野、伊勢湾などが望めます。
また、御在所岳の美しい自然は四季折々に姿を変え、春はアカヤシオやシロヤシオなどが咲き、夏は納涼を求めてアカトンボが飛び交い、秋は山を彩る美しい紅葉、冬には白銀の世界と樹氷など見事な景観を見せます。
御在所岳の頂上へ行くには、ここからさらにリフトで8分ほど上ります。冬期は一部の期間で、山頂部の御在所スキー場の営業が行われています。

関宿(亀山市)
関宿(せきじゅく)は、亀山市(かめやまし)にある、東海道五十三次の47番目の宿場です。
古代からの交通の要衝となっており、江戸時代も東の追分からは伊勢別街道、西の追分からは大和街道が分岐する活気ある宿場町でした。

伝統的な町家が200棟以上現存するなど、町並みがよく保存されていて、国の重要伝統的建造物群保存地区(昭和59年)と日本の道百選(昭和61年)に選定されています。

関宿はJR関駅から徒歩約5分と近く、さらに道の駅「関宿」がJR関駅に隣接しています。

鈴鹿サーキット(鈴鹿市)
鈴鹿サーキット(すずかサーキット、Suzuka Circuit)は、三重県鈴鹿市(すずかし)にある国際レーシングコースを中心としたレジャー施設です。
F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースなどの開催で知られています。
日本初の全面舗装と観客席の両方を備えたサーキットとして、1962年に本田技研工業(ホンダ)によって建設されました。

レーシングコースの他に、自分で操作して楽しめるアトラクションが多く、子どもも楽しめる遊園地「モートピア」やホテル等があり、モビリティリゾート(自動車を題材とする行楽地)を形成しています。

赤目四十八滝(名張市)
赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)は、日本に数多く存在する四十八滝の一つで、三重県名張市(なばりし)赤目町を流れる滝川の渓谷にある、一連の滝の総称です。
また、谷は赤目四十八滝渓谷(あかめしじゅうはちたきけいこく)と称されます。
滝のある渓谷はおよそ4kmにわたって続き、峠を挟んで香落渓(こおちだに)へとつながっています。
渓谷は四季折々に楽しめるハイキングコースとなっており、紅葉の名所としても知られていて、秋には関西・中京方面などから多くの観光客で賑わいを見せます。
2013年の観光入込客数は163,948人となっています。

渓谷とその周辺地域は野生動物と植生の宝庫となっており、特に渓谷は世界最大級の両生類の一つであるオオサンショウウオの棲息地として知られ、滝への入り口付近には飼育・展示施設の日本サンショウウオセンターがあります。
「赤目四十八滝」名義で、森・滝・遊歩道・水がそれぞれ、森林浴の森100選(1986年選定)、日本の滝百選(1990年)、遊歩百選(2002年)、平成の名水百選(2008年)に選出されており、重ねて遊歩道は、美しい日本の歩きたくなるみち500選(2004年)に「赤目四十八滝へのみち」の名で選出されています。

熊野・トロッコ電車(熊野市)
熊野・トロッコ電車は、熊野市(くまのし)にある、紀州鉱山の鉱山鉄道の廃線跡の一部を活用したトロッコ列車です。
現在はバッテリー機関車が使われていますが、鉱山鉄道当時は架線集電でした。
1987年より観光用トロッコとして試験的に運行を開始し、1989年から通年運行されるようになりました。軌間は610mmとなっています。

旧小口谷駅構内に設けられた瀞流荘駅と旧湯ノ口駅である湯ノ口温泉駅の間を運行し、駅間の多くの区間が複線断面の隧道となっています。
料金は片道270円(2015年4月1日現在)となっています。

ちなみに、サザエさんが乗っていた自転車は、トロッコ電車と同じレールを鉄道用車輪付きの自転車で走ることが出来るレールマウンテンバイクです。トロッコ電車のダイヤの合間を縫って走行しなければならないため、完全予約制で出発時刻が決められています。

松坂・御城番屋敷(松阪市)
松坂・御城番屋敷(ごじょうばんやしき)とは、三重県松阪市(まつさかし)殿町にある江戸時代末期の武士の住宅で、松坂御城番が居住した現存する組屋敷(長屋)遺構です。
築140年を越えており、武士の住宅建築である組屋敷がほぼ当時のまま住居として継続して使用・維持管理されてます。
2004年12月10日付けで「旧松坂御城番長屋」として国の重要文化財に指定されています。
また、一番北西寄りの一棟は松阪市が借り受けて復元整備を行い、平成2年より一般公開されています。
さらに、周辺には「旧長谷川邸」「松阪商人の館」「三井家発祥地」などもあり、情緒ある街並みが楽しめるように整備されています。
ちなみに、背景に写っている石垣は「松阪城跡」です。
松坂・御城番屋敷(松阪市)
実際の御城番屋敷 クリック(タップ)すると拡大します。(3840×2160)
ごあんない
開館時間:午前10時~午後4時
休館日:月曜日、年末年始
入館料:無料

アクセス
JR松阪駅から徒歩で約15分
伊勢自動車道松阪インターから車で約10分
JR松阪駅より、三重交通バス松阪中央病院行き、嬉野一志町行き、小野行きで市民病院前下車3分
市街地循環バス(鈴の音バス)市民病院下車3分

志摩・ともやま公園(志摩市)
志摩・ともやま公園は、志摩市(しまし)にある、英虞湾に面した公園です。
登茂山(ともやま)は、三重県志摩市大王町波切および同市大王町船越にある山で、ともやまとひらがなで表記することが多いです。
登茂山展望台の標高は48mであり、山というより緩やかな丘陵に近い山となっています。
志摩市ともやま公園を中心に観光地、リゾート地として整備されており、2013年(平成25年)の観光入込客数は163,624人となっています。

ともやま公園にはサザエさんが体験したウォーターボールをはじめ、その他様々な体験プログラムで志摩の四季や自然を体験することが出来る施設「志摩自然学校」があります。
志摩自然学校は、2005年(平成17年)に開校しました。

英虞湾(志摩市)
英虞湾(あごわん)は、三重県志摩市(しまし)の志摩半島南部にある湾です。
リアス式海岸として有名であり、真珠養殖も盛んで奈良時代から阿古屋貝から採れる真珠を出荷していました。
明治時代半ばに阿古屋貝による真円真珠の養殖技術が確立されると、真珠養殖発祥の地としても知られるようになり、昭和初期には「真珠湾」とも呼ばれました。

湾内の深さはおおむね20m前後ですが、志摩町御座の北東にある最深部は40mあります。
青のりの養殖が盛んであるため、晩秋から春にかけて海苔網が多く建ちます。
ウミホタルも海に生育しているほか、数日間晴れが続いた場合、海が緑色に輝くこともあります。

湾内には大小60の島が浮かび、その中でも賢島と間崎島は有人島であり、賢島には鉄道駅の賢島駅が存在して本州と橋でも繋がっています。
2016年5月26日から5月27日にかけて、賢島で第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)が開催されました。

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